QUICPay(クイックペイ)の解説ページ

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QUICPay(クイックペイ)の詳細情報

概要・特徴

QUICPay QUICPay(クイックペイ)は、JCBカードが提供するポストペイ(後払い)型の電子マネーです。
エディやスイカなどに比べると、普及数はまだまだですが、国内最大のクレジットカード会社であるJCBカードが推進しているので、クレジットカードと連携しての普及が見込まれています。
運営主体がクレジットカード事業の会社なので、系列の影響が少なく、WAONのイオン系、nanacoのヨーカドー系のどちらのお店でも使えるメリットがあります。
クイックペイはポストペイタイプの電子マネーなので、エディやスイカとは違って、チャージは不要です。利用代金は、クレジットカードご利用代金と合わせての請求となります。

クイックペイの由来・語源

クイックペイは、「Quick&Useful IC Payment」が由来になっています。
これには「簡単・スピーディー・おトク」という意味が込められているようです。
なお、発音だけなら「Quickpay」に聞こえますが、正式なスペルは、「QUICPay」です。

サービス地域

加盟店があれば、全国で利用可能です。
この点はスイカやイコカのように地域性のある交通機関発行の電子マネーとの違いであり利点でもあります。
加盟店は、サークルKサンクス、ローソン、7イレブン、ヨドバシカメラ、コジマ、ロイヤルホスト、セイコーマート、HMV、ゲオ(GEO)、ENEOS、昭和シェル、イオン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシなどがあります。
最近では宅配便の着払いでも使えるようにもなってきています。
佐川急便の代引きサービス「eコレクト」でクイックペイが使用可能に

特典について

クイックペイの場合は、独自のポイントというものはなく、クレジットカードのポイントがたまります。
これはポストペイ型電子マネーの特徴といえます。
なので、ポイント制度も使うクレジットカードによってことなりますので、目的に合わせたクレジットカード選びが重要になってきます。

種類と入手方法

クイックペイは次の3種類のタイプがあります。
1.クイックペイのみが搭載されたカード
2.クレジットカード一体型クイックペイ
3.モバイル型(おサイフケータイ)
4.クイックペイプラス(QUICPay+)

入手方法でプリペイド型と決定的に違うのは、先にクイックペイに対応したクレジットカードが必要になることです(クレジットカードと同時申込みは可能)。対応したカードは以下の通り。
【対応クレジットカード】
JCBカード・TS CUBICカード・クレディセゾン・オリコ・UFJカード・セントラルファイナンス・OMC・アイワイカード・エスコートカード・UCS・日専連・UCカード
以下でそれぞれのタイプごとの主な入手方法を分類して説明します。
なお、QUICPayカードとQUICPayモバイルは重複して持つことができます。また、QUICPayカードを複数持つこともできます。

カード型(クイックペイ機能のみ搭載、一体型とも)の場合

■すでにクイックペイ対応のクレジットカードを持っている場合
そのカード会社にクイックペイの利用申込みをします。
手段としては、インターネットか、店舗などにおいてある入会申込書で申し込むことができます。
カード会社によって多少の違いはありますが、申込みから約1週間程度でカードが送られてきます。チャージが不要なので、そのまま電子マネーとして使うことが出来ます。

■まだクイックペイ対応のクレジットカードを持っていない場合
まず、対応したクレジットカードを選びます。そして、クレジットカードの申込みと同時にクイックペイの利用申込みもできます。
申込み手段としては、インターネットか、店舗などにおいてある入会申込書で申し込むことができます。
クレジットカードの審査の時間があるので、既にクレジットカードを持っている場合よりもカード入手までには時間がかかるのが通常です。

モバイル型(おさいふケータイ)の場合

モバイルでQUICPayを使う場合は、対応クレジットカードとおサイフケータイ対応の携帯電話が必要になります。
なお、カード型と違い、クレジットカードの申込みと同時にクイックペイ利用を申し込むことは出来ません。
両方を準備できたら、大まかな流れは以下の通りになります。

対応クレジットカードを入手→QUICPayモバイルの申込み→ID・パスワード送付→QUICPay設定アプリをダウンロード→各社アプリをダウンロード→各種設定

注意しなければいけないのは、「QUICPay設定アプリ(CUアプリ)」と「クレジットカード各社のQUICPayアプリ」no 両方をインストールしないといけないことです。
共通アプリである「QUICPay設定アプリ(CUアプリ)」のキャリア毎のアプリのダウンロードの仕方は以下の通りです。
※au2006年秋モデル、ソフトバンク2007年春モデル以降の機種には最初からインストールされていますのでダウンロードの必要はありません。

■NTTドコモ[iモード]:
「iMenu」→「メニュー/検索」→「おサイフケータイ」→「QUICPay」→「アプリのダウンロード」

■au[EZweb]:
「EZメニュー」→「トップメニュー」→「カテゴリで探す」→「証券・カード・保険」→「クレジットカード」→「QUICPay公式サイト」→「アプリのダウンロード」

■ソフトバンク[Yahoo!ケータイ]:
「Yahoo!ケータイ」→「メニューリスト」→「おさいふケータイ」→「クレジットカード」→「○○○QUICPay(自分のカード会社を選択)」→「QUICPay設定アプリダウンロードサイトはこちら」

共通アプリのダウンロードが済んだら、今度は自分のクレジットカードのQUICPayアプリをダウンロードします。
「QUICPay設定アプリ(CUアプリ)」を起動して、自分のカード会社のアプリを選択してダウンロードします。 ダウンロードが完了したら、IDやパスワードなど必要事項を登録します。

以上で準備完了です。あとはお店で使うだけです。使い方は、クイックペイで支払う旨を店員に通知して、おサイフケータイを読み取り端末にかざすだけです。

クイックペイプラス(QUICPay+)の場合

2016年8月に、QUICPayの機能を拡張したサービスである「クイックペイプラス(QUICPay+)」が登場しました。
クイックペイプラスは、QUICPayの「1回の利用金額の上限2万円」という弱点をカバーしています。また、支払い方法もクレジットカード以外にも、デビットカードとプリペイドカードも利用できるようになっており、利便性も図られています。
ただ、1回2万円以上の利用をする場合には、下記ロゴ表示のある「クイックペイプラスの加盟店」である必要がありますのでこの点は注意が必要になります(1回2万円までの利用の場合ならば通常のクイックペイ加盟店でも利用可)。
QUICPayPlus
QUICPay+加盟店マーク

QUICPayのデータ一覧

登場年月2005年4月4日
発行枚数490万枚(2015/3現在)
発行手数料無料(クレジットカードの年会費はかかります)
限度額クレジットカードの限度額と同じ(但し、1回あたり利用上限は2万円)
利用可能地域加盟店のある日本全国
加盟店数26393店舗(ローソン、サークルKサンクス、HMV、マツキヨなど)
⇒クイックペイが使えるお店を検索する
運営会社株式会社ジェーシービー(JCB)
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