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競争激化でクレジットカード業界再編へ
2004年10月29日のニュースで「日本信販・UFJカード・DCカードが来年10月に経営統合へ」というものがありました。
実現すると会員数約3000万人のカード会社が誕生、会員数4800万人のJCBに次いで国内第二位のカード会社になります。 しかもJCBとも提携を検討しているということで、カード業界にとっては大きな再編となりそうです。
カード会社を系列にもつ大手都市銀行が合併・再編することによって、クレジットカード業界も合併・再編を余儀なくされている顕著な例といえるでしょう。
さて、このニュースが私たちのカード生活にどのような影響を与えるのでしょうか?
合併・再編によってカード業界の競争が激しくなるということは、サービス競争になると予想されます。ということは、今よりももっとお得で便利なカードが登場する可能性は高そうです。
そうなれば我々消費者にとっては有利になるので歓迎すべきことといえそうです。
さらに、銀行系や信販系という住み分けがなくなりつつあることも象徴的です。これからは系列よりも、カード自体の持つサービスや特典で選ぶ時代になっていくことを加速しそうです。
個人的にはJCBに対抗するブランド力をもつ三井住友カードがどのような攻勢に出てくるのかがちょっと見ものです。
参考までに今回の業界再編図を貼りつけておきます。
【銀行系クレジットカード業界再編図】
(2004.10月現在)
カード業界は銀行再編を巻き込んでさらに再編が進み、現在はさらに大きく変化してきました。それだけ業界の競争が厳しいということがいえます。
銀行合併に伴うクレジットカード会社の合併・再編も一段落した頃なので、ここで改めて今の業界地図を貼り付けておきます。
【銀行系クレジットカード業界再編図(改)】
(2009.8月現在)
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