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選び方の基本方針はこうしよう!
誰でもトクできるカードというのがあればいいのですが、実際そういうカードは存在しません。存在しないというよりも、多種類のカードが発行されているため、人によって得するカードが違うのです。
そこで、当サイトでは、自分のライフスタイルやカードの使用目的に応じて選ぶことを推奨します。
具体的な選び方としては、次の二つの基準を参考に選ぶのがよいと思います。
【カード選び二つの基準】
- コストを考える
- ライフスタイルに合わせる
年会費が永年無料のカードはいいのですが、年会費有料のカードを選ぶ際の注意点です。
年会費が有料のカードを持つべきかどうかは、年会費分のモトが取れるかどうかを事前に考えておくことをおすすめします。
例えば、年会費が1312円かかるクレジットカードを作るとします。
ポイント還元率は100円の利用で1ポイント(還元率1%)と仮定します。
そのカードで年間いくら使うのか考えて見ましょう。
■年間10万円使った場合…10万円×1%=1000円分のポイント
この場合は年会費を差し引くと-312円になってしまうので、得にはなりません。
他に魅力的な特典がなければ基本的には作らない方がいいでしょう。
■年間20万円使った場合…20万円×1%=2000円分のポイント
この場合は年会費分を払ってもおつりがきます。
ちなみに、年間13万円(月1万円強)で、元が取れる計算になります。
このように費用対効果を考えることは重要です。
年会費のモトが取れる利用額を先に計算して、そのカードをそれ以上使う見込みがあれば発行を考えてよいでしょう。
年会費のモトがとれそうだと判断したら、次はライフスタイルを考えましょう。
自分のライフスタイルを合わせて考慮すると、カード利用の機会が必然的に増え、効率的に得ができるようになります。
ライフスタイルに合わせるというのは、言い換えれば、何に一番お金を使っているかを考えることだといえます。
家計簿をつけている方ならひと目でわかると思います。
家計簿なんてつけてないやという方のために、考えられる用途をざっと挙げておきます。
■買い物派…よく使うデパートやスーパー、コンビニなどのカード
例:タカシマヤカード、セゾンカード、イオンカード、セブンカードプラスなど
■旅行派…普段の買い物でマイルをためて無料航空券と交換できる。
例:JTBカードやANAカード、JALカードなど
■電話派…電話料金割引サービスのあるカード。携帯のヘビーユーザーに有利。
例:NTTグループカード、ニコスケータイカードなど。
■車派…ガソリンが割引になったり、新車購入時にキャッシュバックを受けられる。ガソリンカード、自動車メーカー発行のカードなどがあります。
例:トヨタTS CUBICカード、JOMOカード、出光まいどプラスカード、JCBドライバーズカード、NTTグループカードなど
■インターネット派…プロバイダー料金が割安になるカード。
例:DCカード、NTTグループカード、マイソニーカードなど
このように、カード会社はジャンルごとにたくさんの種類のカードを発行しているので、ライフスタイルに合わせてカードを選ぶだけで手っ取り早く得することができます。
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