エコポイント交換対応電子マネー表
EcoPoint対象商品になっているのは？
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2009年5月15日にスタートしたエコポイント制度ですが、7月1日から商品交換申請が始まりました（※１）。
注：商品交換は2012年3月31日で終了しました
交換できる商品の種類は多く、各種電子マネーも交換対象商品に含まれているので、ここでは対象となっている主な電子マネーの交換率などをまとめておきたいと思います。
基本的には１ポイント＝１円ですが、交換できる電子マネーの中でも、それぞれで交換率が違ったりするので、なるべくお得になる（＝還元率が高い）商品を選んだ方が得策といえます。
そこで、ここでは獲得したエコポイントをどの電子マネーに変換したら得なのかを調べてみました。交換の際には参考にしてみて下さい。
【エコポイントに交換できる電子マネー一覧表】
| 交換条件 | 還元率 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| エディ (Ｅｄｙ) |
101〜10,100点は1点＝1円で1点単位で交換。 11,000点以上は1000点単位 |
最大99.5％ | 手数料が交換ポイント数にかかわらず「１回ごと」に100円 |
| Suica/PASMO TOICA/ICOCA |
13,500点で12,000円分 | 88.9％ | デポジット500円含む (Suica、PASMOは交換終了) |
| SUGOCA | 6,000点で5,000円分、11,000点で10,000円分 | 83〜91％ | デポジット500円含む |
| nanaco | 1点＝1円で１円単位で交換。1万円以上は1000円単位の交換 | 100％ | 最大５万点まで |
| WAON | １点＝１WAONで500点単位の交換 | 100％ | 最大10万点まで |
※送料・手数料は基本的に交換点数に含まれます。「還元率」は手数料を含めて計算した数値です。
【参考−その他交換できるもの】
| 交換条件 | 還元率 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 全国百貨店 共通商品券 |
5000点以上1点＝1円で1000点単位で交換 | 100％ | 最大4万円分まで |
| 三井住友VISA ギフトカード |
5400点以上1点＝1円で1000円単位で交換 | 92.5〜99.6％ | 手数料400点。最大10万円分まで |
| UCギフトカード | 3400点以上1点＝1円で500円単位で交換 | 88.2〜99.1％ | 手数料400点。最大4万5000円分まで |
| 三菱UFJニコスギフトカード | 5400点以上1点＝1円で500円単位で交換 | 92.5〜99.6％ | 手数料400点。最大10万円分まで |
| クオカード （QUOカード） |
1,000点から500円単位で交換 | 50〜98.7％ | 送料500点。最大38,500円分まで |
| 図書カード | 1300点から1点＝1円で1000点単位で交換 | 76.9〜100％ | 3,000円分以下は送料として300点が必要 |
| 全国共通 お米券 |
10,000点で20枚組(440円分×20枚)と交換 | 88％ | − |
| ベスト電器 商品券 |
3000点で3,500円分、5000点で6,000円分、10000点で12,000円分 | 116〜120％ | − |
| ANA旅行券 | 5000点以上1点＝1円で1000点単位で交換 | 100％ | 最大40,000円分まで |
| JAL旅行券 | 3400点以上1点＝1円で1000点単位で交換 | 88.2〜98.6％ | 送料400点。最大30,000円分まで |
※送料・手数料は基本的に交換点数に含まれます。「還元率」は手数料を含めて計算した数値です。
⇒その他の交換目録はエコポイント事務局のページ参照（ＰＤＦ）
電子マネーに交換する場合、交換条件も含めて最も良いレートなのは、ナナコとワオンです。１ポイント単位で交換できるナナコの方がやや有利でしょうか。
Ｅｄｙは手数料が（金額にかかわらず）「１回につき」100円かかるので、小額交換になるほど交換率が悪くなってしまうという難点があります。
上記表の通り、JR系の交通電子マネーは交換額が固定されている上、交換率も悪いです。また、既にカードを持っている場合は、そのカードにチャージできるわけではない（エコポイントは新しいカードと交換できるだけ）ので、使い勝手も悪いです。
なので、お得を求めるならば、交通系の電子マネーに交換するのではなく、なるべく他の電子マネーや商品券等に交換した方が有利です。
ただ、どうしても交通系の電子マネーに交換したい！という場合もあると思います。 そんな方のために、裏技とまでは言えないですが、少しでも交換率を良くするテクニックを紹介します。
対策としてはまず、エコポイントをそのままＳｕｉｃａなどの電子マネーに交換するのではなく、一旦、別のモノに交換します。
この場合、候補としては商品券が良いですが、その中でも「全国百貨店共通商品券」がおすすめです（VISAギフトカードやニコスギフトカードにも交換できますが、交換率が落ちますので気をつけてください）。
エコポイントを一旦商品拳に交換したら、それを大黒屋などの金券ショップに持って行きます。
そうすると、時期やその時の相場にもよりますが、大体額面の96〜98％程度で買い取ってくれます（全国百貨店共通商品券は商品券の中でも買取レートが高値で安定しているのもオススメの理由です）。
そして、換金した現金をチャージに使えば、97％前後の交換率と同じことになります。直接電子マネーに交換すると90％程度にしかならないですから、大分おトクになります。
換金した現金の一部だけをチャージしてもいいので、使い勝手も良いのもいい点です。
上記全国百貨店共通商品券は最も手堅いやり方ですが、その他、穴なのが「ベスト電器の商品券」です。
これは「ベスト電器」と「さくらや」で使える商品券ですが、上記表に挙げた通り、エコポイントの交換率が良い（116〜120％）のがポイントです。
もちろんそのまま使えば実質的に家電を割引で買えるので、買い物予定があればお得になります。
これを金券ショップに持っていく場合は、今なら大体60〜90％のレートで買い取ってくれます（地域差や時期、お店によってレートは異なります。私が調べた限りでは上の通り結構差がありました）。デパート系ほどメジャーな商品券ではないので、買取価格に差があるようです。また、買取り自体していないお店もありましたのでこの点は注意が必要になります。
お得度を計算してみると、例えば、エコポイント10000ptをベスト電器商品券に交換すると、まず12000円分の商品券に交換できます。
そして、金券ショップの換金率を90％とすると、
12000×0.9＝10800円
また、換金率60％とすると、
12000×0.6＝7200円
となります。
目安としては、８４％以上で売れれば実質的な還元率100％以上で電子マネーチャージなどに使えることになる（12000×0.84＝10080円）ので、エコポイントを直接電子マネーに交換するよりも有利になります。
このように、ベスト電器商品券を選択する場合、買い取りレートは、お店によってもかなり異なりますし、日々変動もするので、自分の売りたいお店のレートを事前に確認しておくことをオススメします。
なお、このことを知った人がみんな金券ショップに持っていくと需給が崩れて買取レートが落ちてしまう可能性があるので、なるべく人には教えないようにしておきましょう（笑）。
また、面倒でなければヤフオクなどのネットオークションで捌く方法もあります。これだと、金券屋に売るよりも高く売れる傾向があります。この場合、１割引程度の値段なら割と捌きやすいようです。
うまくいけば、還元率100％のナナコやワオンよりも良いレートで交換できることになるので、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。
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※1 適用期間は、2010年（平成22年）3月31日までの対象製品の「購入」が対象。但し、エコポイントの「登録申請期限」は2010年4月30日（当日消印有効）までです。登録したエコポイントを商品と交換できる期限は2012年（平成24年）3月31日まで。
但し、エコポイント制度延長に伴い、下記のように各期限も変更されました。
エコポイント適用期間⇒2010年（平成22年）12月31日まで。登録申請期限⇒2011年2月28日まで。交換期限⇒変更なし
10/8日の閣議決定により、エコポイント制度が再延長され、下記のようになっています。
エコポイント適用期間⇒2011(平成23)年3月31日まで。登録申請期限⇒平成23年5月31日（当日消印有効）まで。交換期限⇒変更なし。適用商品⇒2011年１月１日からは統一省エネラベル５つ星の製品に限定かつリサイクルポイントは廃止。
なお、12月1日以降12月31日までの購入分はポイント数が減らされますので注意が必要です（変更後のポイント数はこちらを参照(PDF)）。
また、万が一ポイント発行原資が不足する可能性が出てきた場合には、申請順で処理することとされているので、この点も注意が必要です。
