電子マネー各種のオートチャージ

オートチャージシステムについての説明

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各社のオートチャージを比較

オートチャージは、使う電子マネーによってサービスや利用条件に差があります。
ここでは、その仕組みから違い、利用条件などを比較してみました。
【本ページはプロモーションを含みます】

オートチャージサービスの仕組み

オートチャージ（自動入金）サービスとは、残高が一定以下になると一定金額が自動的にチャージされるシステムです。

一定条件で自動的にチャージされるサービスですが、今現在ではチャージの方式は大きく分けると２種類あります。
１つは設定額が決まっているものと、もう１つは設定額を任意に選べるものです。
この二つの方式のうちでは、後者の方式を採用する電子マネーの方が多いです。

なお、オートチャージサービスの利用料金は各社とも手数料無料になっています。

必要なものは？

まず、オートチャージを利用するためには、事前に利用の申込みが必要になります。
そして、利用に際しては、基本的に指定の各種クレジットカードが必要になることが多くなっています。
この意味でポストペイタイプの電子マネーに近い性質になります。クレジットカードが持てない方は現時点ではEdy以外のオートチャージは利用できないことになります。

各電子マネーごとの違いを比較！

オートチャージと一口に言っても、それぞれの電子マネーでサービスには違いがあります。
ここでは各電子マネーごとの特徴を比較して一覧表にしてみました。

下記の表を見て分かるように、エディだけは条件が他の電子マネーと明らかな違いがあります。
また、パスモのようにチャージされる額が決まっているものと、任意に出入金の額を選べるものという違いもあります。

種類	チャージ額	必要条件	チャージ方式
Eｄｙ	25000円以下	スマートフォン（iphone可）かEdy機能付楽天カードが必要	残高が設定額以下になると設定額を自動的に入金
Ｓｕｉｃａ※1	1000～10000円以下(1日2万円まで)	指定のクレジットカードが必要	残高が設定額以下になると設定額を自動的に入金
ＰＡＳＭＯ	1000～10000円以下(1日1万円まで)	指定のクレジットカードが必要	残額が2000円以下の場合、改札機で自動的に3000円がチャージ(変更可)
ＷＡＯＮ	1000～29000円※2	指定のクレジットカードが必要	残高が設定額以下になると設定額を自動的に入金
ＳＵＧＯＣＡ	1000～10000円(1日1万円まで)	指定のクレジットカードが必要	残高が設定額以下になると設定額を自動的に入金
nanaco	5000～30000円	指定のクレジットカードが必要	残高が設定額以下になると設定額を自動的に入金

※1　モバイルSuicaはviewカードで登録した場合のみ対応
※2　ＷＡＯＮのチャージ額上限は、持っているクレジットカードによって異なります。

必要なクレジットカード等についての詳細

それぞれの電子マネーで必要な条件は以下の通りです。
基本的にはクレジットカードが必要なので、オートチャージに対応した主なクレジットカードを挙げておきます。

Edy(エディ)｜Suica(スイカ)｜PASMO(パスモ)｜WAON(ワオン)｜SUGOCA(スゴカ)｜nanaco(ナナコ)

Ｅｄｙ（エディ）

必要なもの：スマートフォン（Android）もしくはiPhone。カード型ではEdy機能付楽天カードのみ。
決済はクレジットカード以外にも、楽天会員ID、ａｕかんたん決済、銀行口座振替が選択可。
カード型の場合は、ファミリーマートでのみオートチャージできる。

Ｓｕｉｃａ（スイカ）

スイカの場合は、JRのビュースイカ（VIEW Suica）カードと百貨店などが提携したカードが多いです。

ビュースイカカード: JR東日本発行のスイカ機能が付いたスタンダードなカード。

ＪＡＬカードＳｕｉｃａ: 上記の「ビュースイカカード」に「ＪＡＬカード」の機能が合体したカード。マイルがたまるので人気。JRやJALを使う人にとっては必須に近いカード。

ルミネカード: ルミネ(LUMINE)でショッピングすると５％引きになるカード。ルミネでのお買い物が多い方に。

ビックカメラSuicaカード: ビックカメラでたまったポイントをSuicaにチャージできるカード。家電好きの方向き。

イオンSuicaカード: イオンカードとSuicaが合体したカード。イオングループでのショッピングが多い方に。

ＰＡＳＭＯ（パスモ）

PASMOの場合は、JR以外の私鉄各社が発行するパターンが多いです。
これは、発行できるのがJCBカード、三井住友カード、三菱UFJニコスの「Pastown（パスタウン）カード」と、パスモに参加する交通事業者系のクレジットカードのみに限られているからです。

京王パスポートカード: 京王電鉄系のクレジットカードです。京王グループでの決済が多い方向け。

小田急ポイントカード【ＯＰクレジット】: 小田急電鉄のクレジットカード。マイルも貯めたい方は、JALとの提携カード「ＪＡＬカード OPクレジット」がおすすめ。

東武カード: 東武鉄道グループ発行のクレジットカード。東武グループ（東武百貨店、東武ストアなど）で最大７％のポイントがたまります。

TOKYU CARD ClubQ JMB: 東京急行電鉄（東急）系のクレジットカード。東急グループ（東急百貨店、東急ストア、東急ハンズなど）で最大10％のポイントが貯まります。JALのマイルを貯めたい方はJALとの提携カード「ＪＡＬカードＴＯＫＹＵＰＯＩＮＴＣｌｕｂＱ」がおすすめ。

東京メトロ「To Me Card」Prime: 乗車ポイントサービスもあるPASMO付きクレジットカード。定期券機能、オートチャージ機能もあり、使い勝手良好。貯めたポイントをPASMOにチャージしたりANAのマイレージへの移行もできます。

京急カード: 京浜急行電鉄（京急）を利用する方にお得なカード。京急系のお店での利用で多くポイントがつくのはもちろん、定期券（電車・バス）の購入でもポイントがつきます。

SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン: 西武鉄道系のクレジットカード。プリンスホテルをはじめ西武グループでの利用での特典が多いです。

Pastown（パスタウン）カード（JCB）: パスモオートチャージサービス機能付きのＪＣＢカード

Pastownカード（三井住友VISAカード）: 三井住友VISAカード発行のパスモオートチャージ対応クレジットカード

パスタウンPASMOカード（三菱UFJニコス）: 三菱UFJニコス発行のパスモオートチャージ機能付きの一体型カード

ＷＡＯＮ（ワオン）

WAONのオートチャージ対応のカードは以下の通りです。カードの種類によってクレジット決済になるか、口座引き落としになるのかの違いがあることに注意が必要になります。

WAONカードプラス: イオンカードを持っていると追加で持てるカード（発行手数料300円）。決済はクレジットカード。

イオンカード（ＷＡＯＮ一体型）: WAONカードと、イオンカードの両方を一枚のカードで利用できる一体型のカード。決済はクレジットカード。

イオンバンクカード: イオン銀行の口座を開設するともらえるWAON機能付帯のキャッシュカード（※クレジットカードではありません）。決済は銀行の口座引落し。

イオンカードセレクト: イオン銀行のキャッシュカードとWAON機能に加え、クレジットカード機能もついているカード。決済は銀行の口座引落し。

三井住友WAON: 三井住友VISAカードの子カードとして発行されるWAON。三井住友カードを持っていることが条件になります。機能的には普通のWAONと同じです。決済はクレジットカード。

「ＪＭＢＷＡＯＮ」カード: ＪＭＢ（JALマイレージバンク）およびＪＡＬＩＣサービスと、ＷＡＯＮの２つの機能を備えているカード（これ自体はクレジットカードではない）。⇒クレジット機能付きのカードもあり（イオンＪＭＢカード）
WAONで支払うと200円(税込)につき１マイルもらえるのが特徴です。もらったマイルはWAONに交換できますので、その交換したWAONを使って支払うと、再度マイルを貰うことができるようになっています。決済はクレジットカード（JALカード）が必要ですが、チャージと利用の両方でマイルが付与されるお得なサービスになっています。

SUGOCA（スゴカ）

ＳＵＧＯＣＡの場合は、今のところＪＱカードのみが対応しています。

JQ SUGOCA: SUGOCAオートチャージサービスが使えるクレジットカード。SUGOCAのデポジット（預かり金）500円も無料。

nanaco（ナナコ）

ナナコの場合は、現在のところ、以下のセブン＆アイグループのクレジットカード４種のみが対応になっています。
「セブンカード・プラス」「セブンカード・プラスゴールド」「セブンカード」「セブンカードゴールド」
ただし、「セブンカード」は新規募集は行っていないので、既にお持ちでない場合は他のカードを作る必要があります。

セブンカード・プラス: nancoポイントがたまるクレジットカード。一体型、紐付け型どちらもあり。ゴールドもあるが招待制。

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